わたしたち日本カンボジア友好人材センターは、日本とカンボジアの間で深い友好関係を築き、両国の発展に貢献することを目的として設立されました。
少子高齢化社会に直面する日本では、労働力の確保が重要な課題となっています。一方カンボジアでは、若くて健康な労働人口が過半数を占めており、優秀な人材が職や学びの機会を求めています。わたしたちの第一歩は、この両国の課題とチャンスを結びつけることです。そのひとりひとりの幸せを導くことから、国への発展へとつなげてゆくことです。
当センターは、カンボジア現地の中学および高校への日本語教育支援を行い、当該学生たちに日本の文化や言語を学ぶ機会を提供してゆきます。また日本国内においては、カンボジアからの労働者を受け入れる地域や企業に対して、文化交流のためのイベントやセミナーを開催し、相互理解を深めるための支援を行っています。
これらの活動を通じて、わたしたちは強く、期待や希望という手ごたえを感じています。カンボジアの若者たちは、学ぶことで将来の可能性を広げています。日本の社会は、カンボジアからの労働者を受け入れることで新たな活力を得ています。
わたしたちの道のりは始まりました。手探りでひとつひとつ情報を集めるところから、手繰り寄せ、形にし、第一歩を踏み出すことができました。まずは長野県に、カンボジアから若い方々にいらしていただきます。
これからも、たくさんの方々の声と心に勇気づけられ、共に歩んでゆくことができれば本望です。どうか、皆様の温かいご理解、ご協力、ご支援をいただければ、有難く存じます。
わたしたちの活動が長野県とカンボジアの架け橋となり、両国の未来を明るくする一助となることを願ってやみません。
未来を選択するために、皆様と、ともに。
特定非営利活動法人日本カンボジア友好人材センター
理事長 江口淳一