外務大臣上川によるカンボジア上院議長フン・セン氏への表敬訪問
7月6日、現地時間午前10時40分(同日午前12時40分JST)より約30分間、カンボジア王国訪問中の上川陽子外務大臣は、カンボジア王国の上院議長フン・セン氏に表敬訪問を行いました。概要は以下の通りです。
導入部分 上川大臣は、フン・セン上院議長の任命を祝し、2005年以来の再会を喜びました。また、フン・セン議長がカンボジアの経済発展に大きな役割を果たし、日本とカンボジアの信頼関係を築いてきたことに対する敬意を表しました。
フン・セン上院議長は、上川大臣との再会を喜び、祝辞に感謝の意を表しました。
二国間関係
- 社会インフラ開発 上川大臣は、カンボジアの社会インフラの発展に向けて、日本の水関連インフラとデジタル技術の協力が議論されました。特に、5G展開とサイバーセキュリティの強化が強調されました。
- 海上接続 上川大臣は、海上輸送の強化と海上安全保障における協力も重要な議題として取り上げました。
- 人道的地雷対策 上川大臣は、地雷除去技術の開発と地雷リスク教育、被害者支援について議論し、日本の包括的支援が強調されました。
- 民主主義の発展と法の支配 上川大臣は、カンボジアの民主主義の発展と法の支配の重要性を強調し、日本の支援と協力が確認されました。
地域および国際問題 上川大臣とフン・セン上院議長は、ミャンマー、北朝鮮、イスラエル・パレスチナ、ウクライナの状況について協力を確認しました。
要約 上川外務大臣とフン・セン上院議長は、社会インフラ開発、民主主義の発展、地域および国際問題について協力を強化し、カンボジアの発展と法の支配の強化を確認しました。